競技としてのコンピューターゲーム、「eスポーツ」で賞金総額が過去最高のイベントがアメリカ・ニューヨークで始まり世界中の選手たちが熱い戦いを繰り広げています。
このイベントはゲーム会社が主催して、テニスの全米オープンが行われるニューヨークのスタジアムで26日から始まりました。
ことし4月から世界各地で合わせて4000万人が参加して予選が行われ、勝ち上がった日本の5人を含む、およそ200人の選手が決勝ラウンドに進みました。
ゲームは画面の中で相手をさがし出し武器を使って対戦する形式で、勝負がつくとスタジアムの大型スクリーンで観戦した大勢のファンは歓声や拍手を送っていました。
大会は3日間にわたって行われ、優勝者には300万ドル、日本円で3億円余りの賞金が贈られます。
また、予選まで含めた賞金総額は1億ドル、日本円でおよそ108億円で、主催者によりますとeスポーツの大会では過去最高だということです。
日本から出場した高校1年生の男子生徒は「世界中からすばらしい選手たちが出場しているので、なんとか20位以内に入りたいです」と話していました。
来月には中国の上海で賞金総額が30億円を超える大会が開かれる予定で、eスポーツへの注目はますます高まっています。
-- NHK NEWS WEB