27日午後、広島県尾道市の海上で2人が乗ったプレジャーボートが橋脚に衝突して1人が死亡し、海上保安部が当時の状況などを調べています。
27日午後2時ごろ、広島県尾道市の生口島と愛媛県今治市の大三島を結ぶ多々羅大橋の生口島側で、「橋脚部分に船が衝突している」と、近くを航行していたほかのプレジャーボートから第6管区海上保安本部に通報がありました。
尾道海上保安部で巡視艇などを出動させたところ、長さおよそ7メートル50センチのプレジャーボートの船首の部分が橋脚に衝突しているのが見つかりました。
海上保安部によりますと、プレジャーボートには男性2人が乗っていて、このうち三原市の会社員、永原一志さん(58)が救急車で尾道市内の病院に運ばれましたが、午後4時半すぎに死亡が確認されました。
また、もう1人の船の所有者の男性もケガをして病院に搬送されました。
事故当時、現場の海上は波はほとんどなく、晴れて視界は良好だったということで、海上保安部が当時の状況などを詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB