スマホ決済サービス、「7pay」の不正アクセス被害を受けて「セブン&アイ・ホールディングス」は、グループ各社が展開する通販サイトやアプリについて、利用の際に必要となる会員のパスワードを強制的にリセットすることを明らかにしました。
これらのサイトやアプリでは、「7iD」と呼ばれる会社が独自に発行する共通のIDが使われていて、対象は1650万人余りにのぼり、30日午後4時までにリセットする作業を終えることにしています。
会員が引き続きサイトなどを利用するためには、新しいパスワードに再設定する必要があり、会社ではすべての会員に再設定を呼びかけています。
会社によりますと「7iD」に登録された生年月日や電話番号などの個人情報について、現時点では、外部への流出は確認されていないものの、セキュリティー強化の一環で今回の対応を決めたとしています。
-- NHK NEWS WEB