3年前、東京のイベント会場で展示物のジャングルジムから火が出て5歳の男の子が死亡した火災で、東京地方検察庁は展示物を制作し、書類送検されていた大学生2人を重過失致死傷の罪で起訴しました。一方、担当教員やイベント運営会社の社長など、4人については不起訴にしました。
平成28年11月、東京・新宿区の明治神宮外苑のイベント会場で、展示されていたジャングルジムから火が出て、5歳の男の子が死亡し、警視庁は展示物を制作した日本工業大学の学生2人と担当教員、イベント運営会社の社長や運営責任者ら3人の、合わせて6人を安全管理を怠ったとして書類送検していました。
これについて東京地方検察庁は学生2人について重過失致死傷の罪で起訴しました。
一方、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていた担当教員やイベント運営会社の社長など、4人については不起訴にしました。検察は不起訴の理由を明らかにしていません。
-- NHK NEWS WEB