3日のニューヨーク株式市場は、アメリカの先月の雇用統計で、就業者数の伸びが市場の予想を大きく上回ったことなどから、買い注文が広がり、ダウ平均株価は186ドル値上がりし、2万ドル台に回復しました。
3日のニューヨーク株式市場は、アメリカの先月の雇用統計で就業者数の伸びが市場の予想を大きく上回ったことや、トランプ大統領が金融規制の見直しを指示する大統領令に署名し規制緩和への期待感が広がったことから、買い注文が広がりました。
このため、ダウ平均株価は値上がりし、前日より186ドル55セント高い2万71ドル46セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「アメリカの雇用情勢の堅調さが確認できたとして、景気の先行きに楽観的な見方が広がった。また、トランプ大統領がかねて訴えてきた、規制緩和が前進することへの期待感から、特に金融関連の銘柄が大きく値上がりした」と話しています。
-- NHK NEWS WEB