2日の東京株式市場は取り引き開始直後から売り注文が膨らみ、日経平均株価は一時400円を超える値下がりとなっています。アメリカのトランプ大統領が中国への追加の関税を表明し、日本企業への影響がさらに広がるという懸念が投資家の間で広がっています。
市場では、トランプ大統領の発言で米中貿易摩擦が一段と長期化し、日本企業への影響がさらに広がるのではないかという懸念が強まっています。
市場関係者は「米中の貿易交渉がようやく再開したタイミングで追加関税の発動を表明するというのは想定外で、市場にも動揺が広がっている。外国為替市場で大きく円高ドル安が進んでいることも売り注文に拍車をかけている。まもなく中国 上海市場も取り引きが開始される予定で値動きが注目されている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB