7日のニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦が世界経済に影響を与えるという見方が強まり、一時、前日に比べて580ドルを超える値下がりを記録するなど、不安定な値動きが続きました。
7日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて22ドル45セント安い、2万6007ドル7セントでした。
この日は、インドやタイなどアジアの新興国で利下げが相次ぎ、米中の貿易摩擦が世界経済に影響を与えるという見方が強まったことから、売り注文が先行しました。
取り引き終了にかけて、買い戻す動きも出ましたが、ダウ平均株価は、一時、前日に比べて589ドル値下がりするなど、不安定な値動きが続きました。
金融市場では、安全とされる債券が買われた結果、長期金利が急速に低下し、円相場は円高が進むなど、リスクを回避しようという投資家の動きが目立ちました。
-- NHK NEWS WEB