レオパレス21は、施工の不備が見つかったアパートなどが先月末の時点で前の月よりも2400棟余り増えたことを明らかにしました。これで不備が見つかった建物は2万2000棟余りと全体の56%に当たります。
アパートの耐火構造が法律の基準を満たさないなどの施工の不備が問題となっているレオパレス21は、建設したおよそ3万9000棟、すべてを対象に調査を進めています。
8日、先月末時点での最新の調査結果が発表され、なんらかの不備が見つかった物件は前の月よりも、2450棟増えて2万2139棟となりました。これはこの会社が建設した建物全体の56.6%に当たります。
一方、およそ1万棟についてはまだ調査が終わっておらず、会社ではことし10月末をめどに調査を終えるとともに、その前の10月中旬の段階で補修工事をすべて完了させる時期を判断したいとしています。
レオパレス21は「調査と補修工事が決められた期限に間に合うよう力を尽くしたい」としています。
-- NHK NEWS WEB