「京都アニメーションの再現をするぞ」と、大手ゲームソフト開発会社に脅迫メールを送りつけたとして、40歳の男が警視庁に逮捕されました。調べに対し「ゲームで負けて腹が立った」と供述しているということです。
逮捕されたのは東京 新宿区の配送業、平塚健一容疑者(40)です。
警視庁によりますと、先月23日、新宿区にある大手ゲームソフト開発会社「スクウェア・エニックス」に対し、「ふざけるな。乗り込むぞ。京都アニメーションの再現をしたろうか」などと、脅迫メールを送りつけたとして、威力業務妨害と脅迫の疑いが持たれています。
京都アニメーションのスタジオが放火された事件では、35人が死亡し、33人が重軽傷を負いました。
脅迫メールがゲームに対する意見欄に届いているのに社員が気付いたということです。
警視庁によりますと、平塚容疑者はメールを送る2日前から、ゲームにおよそ1万7000円を課金していたということで、調べに対し「ゲームで負けたことに腹が立ち、脅迫するメールを投稿した」と供述しているということです。
警視庁は、ほかにも同様のメールを送っていないか調べています。
-- NHK NEWS WEB