成田空港では10日、お盆休みを海外で過ごす人の出国ラッシュがピークを迎えています。成田空港からは、お盆の時期としては過去最多の6万人余りがこの日一日で海外に出発するとみられていて、朝から家族連れなどで混雑しています。
成田空港会社によりますと、この日一日で、成田空港からはお盆の時期で過去最多の6万800人が海外に出発するとみられ、出国ラッシュがピークを迎えています。
10日朝、出発ロビーの航空会社のカウンターでは、大きなスーツケースやサーフボードを持った家族連れなどが長い列を作っていました。
成田空港会社では、東南アジアのLCC=格安航空会社の新規就航が相次いでいることなどから、今月18日までの10日間に、成田空港から海外に出かける人は54万7000人余りと、去年の同じ時期より6.2%増えると見込まれています。
家族6人でベトナムに行くという中学1年生の女の子は、「令和初めての夏休みなので、プールで楽しんだりして家族みんなで楽しく過ごしたいです」と話していました。
友人と韓国のソウルに行くという20代の公務員の女性は、「日韓関係が悪化する中、トラブルに巻き込まれないか少し心配ですが、幸い韓国料理をたくさん食べたりして英気を養いたいです」と話していました。
成田空港での帰国ラッシュは、今月17日がピークとなる見込みです。
-- NHK NEWS WEB