冷え込みの中、締め込み姿の男たちが雪の上で綱引きに挑む催しが、4日夜、青森市で開かれ、雪のステージで熱い戦いが繰り広げられました。
津軽弁で「熱中する人の祭り」を意味する「もつけ祭り」は、冬のシーズンにも観光客を呼び込もうと、青森市などが4年前から開いています。
4日夜は、全国各地から会社員や高校生などの5人1組のグループ、合わせて10チームが参加しました。青森市は午後6時の気温が2度8分と冷え込みましたが、締め込み姿の男たちは、雪で作ったステージで綱引きの試合に臨みました。会場には大勢の観客が集まり、雪で滑って転倒しながらも、すぐに起き上がって必死に綱を引っ張る男たちに、声援や拍手が送られていました。
ことしは新青森駅に勤務するJR職員のチームが優勝し、キャプテンを務めた男性は「優勝できてうれしい。滑らないように気をつけて引っ張るのがコツですが、とにかく寒かった」と話していました。
-- NHK NEWS WEB