11日未明、茨城県鹿嶋市にあるパチンコの景品交換所に2人組の男が押し入り、現金およそ380万円を奪って逃げました。男らは従業員の女性を自宅で待ち伏せして脅し、交換所まで連れて行ったということで、警察は強盗事件として行方を捜査しています。
11日午前0時半ごろ、鹿嶋市佐田のパチンコ店「パールショップともえ7G・E・T鹿嶋2」に併設された景品交換所で、非常ボタンが押されたと警備会社から通報がありました。
警察官が駆けつけると、交換所の中でパート従業員の48歳の女性が体を縛られ、金庫に入っていた現金およそ380万円が奪われているのが見つかりました。女性にけがはありませんでした。
警察によりますと、女性が仕事を終えて、隣接する神栖市の自宅に帰ると、2人組の男が待ち伏せしていて、目隠しをした状態で車に乗せられて交換所まで連れて行かれ、入り口や金庫の鍵を開けるよう脅されたということです。
警察の調べによりますと、2人のうち1人は若い男で、上下黒の服を着て、マスクや帽子で顔を隠していたということです。
警察は従業員の自宅を事前に調べるなど、計画的に犯行に及んだとみて、強盗などの疑いで逃げた男らの行方を捜査しています。
-- NHK NEWS WEB