14日朝、成田空港に到着した貨物機の機体から重さおよそ500グラムのパネルがなくなっていたことがわかり、航空会社は、飛行中に落下した可能性があるとして原因を調べています。
国土交通省成田空港事務所によりますと、14日午前7時半すぎ、アメリカ・ロサンゼルスから成田に到着したポーラーエアカーゴ715便、ボーイング747型機の右の翼についているエンジンのパネルがなくなっていたことが着陸後の点検でわかりました。
パネルは、縦およそ15センチ、横およそ30センチ、重さおよそ500グラムのアルミ製で、成田空港会社が滑走路を点検しましたが見つかっていません。
ポーラーエアカーゴは「部品は飛行中に落下した可能性があり、原因を調べている。再発防止に努めたい」とコメントしています。
航空機からの落下物について国土交通省は、ことしから落下しやすい部品の改修や整備士への教育といった対策を、日本に乗り入れるすべての航空会社に義務づけています。
-- NHK NEWS WEB