広島県などの上空で来年の春に人工的に流れ星を作り出し、自治体などとイベントを行う計画をしていたベンチャー企業が、実施時期や場所について見直すことを公表しました。
東京港区のベンチャー企業「ALE」は、超小型衛星から小さな金属の玉を放出して大気圏に突入させ、人工的に流れ星を作り出すことを来年の春、広島県付近の上空で行い、自治体などとイベントを行う計画を進めてきました。
しかし、このベンチャー企業は、17日までに実施時期や場所について計画を見直すことを公表しました。
理由として、超小型衛星の2号機の打ち上げを依頼していた海外の企業が、打ち上げ時期を延期したため、自治体や企業などとイベントなどの調整を行うことが難しくなったと説明しています。
ベンチャー企業の担当者は「広島県周辺で流れ星を作りたいという思いは変わらないが、実施時期や場所は2号機が打ち上がったあとで決めたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB