茨城県守谷市の常磐自動車道であおり運転をしたうえ、男性を殴ってけがをさせたとして逮捕された43歳の男が、事件の4日後に女性と一緒に大阪市内の飲食店に立ち寄っていたことが関係者への取材で分かりました。警察は男をかくまっていた疑いなどで逮捕された51歳の女と一緒に店を訪れた可能性があるとみて、足取りを詳しく調べています。
大阪市の会社役員、宮崎文夫容疑者(43)は今月10日、茨城県守谷市の常磐自動車道の上り線で、24歳の男性会社員が運転する車にあおり運転をしたうえ車を止めさせ、男性の顔を殴ってけがをさせたとして、18日、傷害の疑いで逮捕されました。
調べに対し「殴ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
また、警察は、宮崎容疑者を大阪市内のマンションにかくまっていた疑いなどで、あおり運転の車に同乗していた交際相手の喜本奈津子容疑者(51)も、18日に逮捕しました。
これまでの調べで、2人が乗っていた車は事件翌日の今月11日に横浜市内のディーラーに返却されていたことが分かっていますが、事件4日後の今月14日、宮崎容疑者がJR大阪駅近くの飲食店に立ち寄っていたことが店の関係者への取材で分かりました。
女性と一緒に大きなキャリーケースを持って店を訪れ、1時間ほど食事をしたということです。
警察は2人が一緒に店を訪れた可能性があり、事件のあと大阪やその周辺で一緒に行動していたとみて、足取りを詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB