茨城県守谷市の常磐自動車道で、あおり運転をしたうえ男性を殴ってけがをさせたとして逮捕された43歳の男が調べに対し「車をぶつけられたので頭にきて殴った」などと供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
大阪市の会社役員宮崎文夫容疑者(43)は今月10日、茨城県守谷市の常磐自動車道の上り線で、24歳の男性会社員が運転する車にあおり運転をしたうえ車を止めさせ、男性の顔を殴ってけがをさせたとして、18日、傷害の疑いで逮捕されました。
これまでの調べで男性が窓越しにもみ合いになった際にブレーキを離してしまい、車が前に止まっていた宮崎容疑者の乗用車にぶつかったことがわかっていますが、捜査関係者によりますと、宮崎容疑者が調べに対し、「車をぶつけられたので頭にきて殴った」などと供述しているということです。
一方、宮崎容疑者は男性の車に対し、少なくとも数キロにわたって急な車線変更や減速などを繰り返していたと見られていますが、これについては「危険な運転をしたつもりはない」と供述しているということです。
警察はドライブレコーダーの映像を分析するなどして、当時のいきさつをさらに詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB