茨城県守谷市の常磐自動車道で、あおり運転をしたうえ男性を殴ってけがをさせたとして逮捕された43歳の男が、事件のあと、都内のレンタカー会社で海外メーカーの車を借りていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は車を乗り換えて逃走したとみて、詳しい足取りを調べています。
大阪市の会社役員宮崎文夫容疑者（43）は、今月10日、茨城県守谷市の常磐自動車道の上り線で、24歳の男性会社員が運転する車にあおり運転をしたうえ車を止めさせ、男性の顔を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕され、20日、検察庁に送られました。
これまでの調べで、宮崎容疑者があおり運転の際に乗っていたのは横浜市内のディーラーから貸し出された海外メーカーの車で、事件の翌日に代理人によって返却されたことが分かっています。
警察やディーラーの関係者によりますと、返却に訪れた男女３人のうちの１人は、容姿や服装などからあおり運転の車に同乗し、宮崎容疑者をかくまった疑いで逮捕された喜本奈津子容疑者（51）とみられるということです。
さらに、車が返却されたあと、宮崎容疑者が東京駅近くのレンタカー会社で別の海外メーカーの車を借りていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は車を乗り換えて逃走したとみて、詳しい足取りを調べています。
-- NHK NEWS WEB
