7月の全国のコンビニエンスストアの売り上げは、気温の低い日が続き清涼飲料などの販売が振るわなかったことから、6年5か月ぶりに前の年の同じ月を下回りました。
日本フランチャイズチェーン協会によりますと、先月の全国の主なコンビニエンスストアの売り上げはあわせて9869億円と、前の年の同じ月より0.6%減りました。
売り上げがマイナスとなるのは6年5か月ぶりです。
特に最大手の「セブン‐イレブン」の不振が目立っていて売り上げは1.2%減少し、9年4か月ぶりのマイナスとなりました。
コンビニの売り上げが減ったのは全国的に梅雨明けが遅れ、気温の低い日が続いたことを反映して、清涼飲料やビール、それにアイスクリームなど夏向けの商品の売れ行きが低調だったためです。
また、来店客数は15億4660万人あまりと前の年の同じ月より2.8%減りました。
日本フランチャイズチェーン協会は、「8月もお盆の時期に台風が重なり、売り上げへの影響が懸念される。10月の消費税率の引き上げも迫り、売り上げが回復するかどうか注視する必要がある」としています。
-- NHK NEWS WEB