茨城県の常磐自動車道で起きた「あおり運転」の事件を受けて、神奈川県海老名市のふるさと納税では、返礼品として地元の会社が製造しているドライブレコーダーを選ぶ人が急激に増えています。
海老名市では、市内に本社を置く会社が製造しているドライブレコーダーを、ふるさと納税の返礼品の1つにしています。
市によりますと、今年度は、返礼品にドライブレコーダーを選ぶ人が寄付の総額のおよそ3割を占める人気ぶりだということです。
特に、茨城県の常磐自動車道で起きたあおり運転の事件の報道が相次いでから申し込みが増えていて、今月の申し込みは22日までで113件と、先月の2倍を上回るペースだということです。
海老名市商工課の佐藤直美係長は「自分を守るために活用してもらえればいいと思います」と話していました。
このドライブレコーダーのメーカーによりますと、新しい取引先からの注文が相次いでいて、すでに今月の出荷台数は先月と比べておよそ1.5倍に上るということです。
「オウルテック」技術部の小川真マネージャーは「ドライブレコーダーをつけることで、安全の意識を持って車を運転してもらいたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB