24日夜遅く、福岡市の沖合にある島の県道を走っていた軽乗用車が道路沿いの倉庫に突っ込み、乗っていた5人が病院に運ばれ、女性1人が死亡しました。
24日午後11時半前、福岡市東区の志賀島で、県道を走っていた軽乗用車が反対車線の道路沿いにある会社の倉庫に突っ込んだのを近くをパトロールしていた警察官が確認しました。
警察によりますと、軽乗用車には20代くらいの男女あわせて5人が乗っていて、病院に運ばれましたが、およそ1時間後に女性1人が死亡しました。
ほかの4人はけがをしましたが、意識はあるということです。また、倉庫には人はおらず、主にダンボールなどの資材が保管されていたということです。
博多湾に浮かぶ志賀島は、福岡市東区の市街地と県道でつながっていて、車で島に渡ることができることから、ドライブでも多くの人が訪れています。
現場の県道は片側1車線の緩やかなカーブとなっていて、周囲に外灯はなく事故当時は暗かったということです。
警察は、軽乗用車がカーブを曲がりきれず倉庫に突っ込んだとみて、事故の詳しい原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB