週明けの26日の東京株式市場は、米中の貿易摩擦がさらに激しくなることに強い懸念が広がって全面安の展開となり、日経平均株価は、一時、500円を超える大幅な値下がりとなりました。
26日の東京株式市場は取り引き開始直後から全面安の展開となり、日経平均株価の下落幅は一時530円を超えました。
その後も買い注文は少なく、結局、日経平均株価の終値は先週末の終値より449円87銭安い2万261円4銭、東証株価指数=トピックスは、24.22下がって1478.03、1日の出来高は11億4028万株でした。
26日の株価の下落は貿易をめぐって米中双方が先週末、関税の上乗せや引き上げを相次いで表明し、対立がさらに激しくなることに懸念が広がったためです。
日本企業にも影響が避けられないという見方が広がって売り注文が広がりました。
市場関係者は「市場はアメリカのトランプ大統領の発言をはじめ米中の動きにかなり神経質になっている。当面、不安定な動きが続くだろう」と話しています。
-- NHK NEWS WEB