ことし10月の電気とガスの料金は、原油や天然ガスの価格が下がったため、大手の電力会社とガス会社合わせて14社すべてで値下げすることになりました。
発表によりますと、ことし10月の電気料金は使用量が平均的な家庭で、沖縄電力が前の月に比べて73円、中国電力が50円、東北電力と四国電力が44円、東京電力と中部電力が42円の値下げになります。
また、北海道電力が41円、北陸電力が37円、関西電力が34円、九州電力が25円の値下げです。
これは、火力発電の燃料となる原油や天然ガスの輸入価格が下がったためです。
10月のガス料金は、天然ガスの輸入価格が下がったことから、大手4社すべてが値下げとなります。
値下げ幅は、使用量が平均的な家庭で、東邦ガスが25円、東京ガスと大阪ガスが24円、西部ガスが18円となります。
10月の家庭用の電気・ガス料金について、適用される消費税率は9月から継続して契約している場合は、経過措置で8%のまま据え置かれます。
10%の消費税が本格的に反映されるのは、電気、ガスともに11月の料金からとなります。
-- NHK NEWS WEB