世耕経済産業大臣は閣議のあとの記者会見で、今週末に行われる安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領の初めての会談にみずからも同行し、日本のメーカーが、アメリカの雇用に貢献している現状を説明したいという考えを示しました。
安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領との初めての日米首脳会談は、現地時間の今月10日にワシントンで行われます。
これについて、世耕経済産業大臣は7日の閣議のあとの会見で、「確定していないが、国会などの事情が許せば同行し、経済や通商関係のテーマで首脳会談をサポートしたい」と述べました。
そのうえで、「日本の自動車産業がアメリカでおよそ150万人もの雇用を創出していることなどをしっかりと説明し、日米の経済関係は、かつての貿易摩擦でぶつかりあった時代とは違い、相互依存の関係にあることを理解してもらえるよう意見交換したい」と述べ、日本のメーカーがアメリカの雇用に貢献している現状を説明したいという考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB