韓国のLCC=格安航空会社、イースター航空は日韓関係の悪化を受け、来月19日から茨城空港と韓国のインチョン空港を結ぶ定期便を運休することにしていましたが、その後の再開の見通しが立たないとして、この路線からの撤退を検討していることが分かりました。
韓国のLCC=格安航空会社イースター航空は、茨城空港と韓国のインチョン空港の間で週3日、1日1往復、定期便を運航していますが、日韓関係の悪化で搭乗率が低迷し採算が見込めないとして、来月19日から10月26日までの1か月余りにわたってこの路線を運休すると今月発表していました。
イースター航空はその後の情勢を見たうえで、再開を判断するとしていましたが、日韓関係悪化の影響が長引いていることから、採算の回復が見込めないとして、10月26日以降も運航を再開せず、この路線からの撤退を検討していることがイースター航空の日本国内にある営業支店への取材で分かりました。
イースター航空の営業支店は「今後、情勢やニーズを見極めながらチャーター便を運航することなども検討したい」としています。
また、茨城県空港対策課は「再開の見通しが立っていないとの連絡は受けていたが、撤退については事実関係を確認したい」としています。
-- NHK NEWS WEB