先月、茨城県八千代町の住宅で76歳の男性が刃物で胸などを刺されて殺害され、73歳の妻も大けがをした事件で、警察は20代のベトナム国籍の男が事件に関わった疑いが強まったとして、妻に対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。
先月24日の未明、八千代町平塚の住宅で、この家に住む大里功さん(76)が刃物で胸などを刺されて死亡し、73歳の妻も腹などを刺されて大けがをしました。
これまでの調べで、夫婦は寝ていたところを突然、襲われたとみられ、現場には凶器とみられる包丁や靴跡が残されていたほか、現場から150メートルほど離れた運送会社の防犯カメラに、不審な人物が写っていたことが分かっています。
警察が捜査本部を設置して捜査を進めた結果、20代のベトナム国籍の男が事件に関わった疑いが強まったとして、2日夕方、妻に対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察はこのあと午後7時半から記者会見を開いて経緯を説明するとともに、今後、事件の詳しい動機などについて調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB