レオパレス21は、施工の不備が見つかったアパートなどが先月末の時点で2万3400棟余りに上り、全体の6割に達したことを明らかにしました。
レオパレス21は、アパートの耐火構造が法律の基準を満たさないなどの施工の不備が問題となっていて、建設したおよそ3万9000棟余りの建物すべてを対象に調査を進めています。
5日、先月末時点での最新の調査結果が発表され、何らかの不備が見つかった物件は、前の月よりも1344棟増えて2万3483棟となり、会社が建設した建物全体の6割に達しました。
しかしこのうち改修工事が終わった建物は875棟にとどまるということです。
一方、調査が終わっていない建物が7300棟余りあり、会社は、来月末をめどに調査を終えるとともに、その前の来月中旬の段階で補修工事をすべて完了させる時期を判断したいとしています。
-- NHK NEWS WEB