国内で開発が進められている囲碁の人工知能とトッププロ棋士が初めてハンデなしの対局に挑む「囲碁電王戦」の三番勝負が19日から始まり、初戦はプロ棋士が接戦を制して1勝目を挙げました。
囲碁電王戦では、国内最強の囲碁ソフト「DeepZenGo」とトッププロ棋士の趙治勲名誉名人が、国内で初めてハンデなしの三番勝負を戦います。
DeepZenGoは、ソフト開発者や東京大学の研究者などが協力して開発を進め、ディープラーニングという人工知能の最新技術を取り入れたことで、実力が飛躍的に高まりました。
19日の初戦は、序盤からソフトが優勢に進める展開となりましたが、時折、ぼやきをこぼしながらも打ち手を探る趙名誉名人が終盤に形勢を逆転させ、開始からおよそ3時間半でソフトが投了して、223手までで趙名誉名人が接戦を制しました。
囲碁ではことし、アメリカのIT企業グーグルのグループが開発した人工知能「AlphaGo」が世界のトップ棋士に勝利して話題となり、今回の対局の行方にも注目が集まります。
囲碁電王戦は、20日に第2局が、23日に最終局が行われます。
-- NHK NEWS WEB