7日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領が掲げる経済政策への期待感などから買い注文が広がり、ダウ平均株価は、取り引き時間中の最高値を更新しました。
7日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領が掲げる、金融規制の見直しなど経済政策への期待感を背景に、取引開始直後から金融関連の銘柄などに買い注文が広がりました。
このためダウ平均株価は一時、前日より100ドル以上高い、2万155ドルをつけ、取り引き時間中の最高値を更新しました。その後は当面の利益を確保するための売り注文も出て、値上がり幅は縮小し、ダウ平均株価は、前日より37ドル87セント高い、2万90ドル29セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「このところ企業業績が好調で買い注文が広がった。ただ、原油価格の値下がりで、エネルギー関連の銘柄に売り注文が出たほか、トランプ大統領が掲げるインフラ投資の規模などを見極めたいという投資家も多く、一本調子で株価が上昇する展開にはならなかった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB