日本製鉄によりますと、9日午前、千葉県君津市にある君津製鉄所で高さおよそ70mの煙突が倒れているのを作業員が見つけたということです。
会社によりますと、台風の接近に伴い9日は工場での操業は行っていなかったということで、けが人はいませんでした。
会社によりますと、倒れた煙突は鉄を作る工程で出るガスや水蒸気を排出するための設備で、この影響で製鉄所は、鉄の原料を溶かして不純物を取り除いたり成分を加えたりする2つのラインのうち1つのラインで操業を停止しています。
復旧のめどは立っていないということで、会社では今後の生産への影響を確認しています。
-- NHK NEWS WEB