インターネット上では停電が続く地域に水などの支援物資を送りたいという声がある一方、受け入れ先の情報がなく困っているという書き込みも見られます。
台風15号による被害の発生から3日目となった11日も、ネット上では「みんな食べ物なくて飢えてるし、このままだと限界をこえてしまう。千葉県を助けて」とか、「長期保存の水や食料品、電池が必要です」、「食料品が手に入らない状況が続いています。支援物資を一刻も早く届けてほしいです」といった支援を求める声が次々に寄せられています。
これに対し、支援物資を送りたいという人からは「支援物資の受け入れ先の情報が少なすぎる。直接持って行く準備はできてるけど、夜向かったほうが迷惑にならないのか、支援先を選定しなくちゃいけない状況にイライラする」、「千葉に支援物資を送ろうとしたら運送会社から配送は難しいと返答があった。ボランティアに行くこともできないので募金します」、「支援物資の受け入れ窓口も、全然情報がないのか、開設されていないのかわからないけど、どうしてあげることもできなくて悲しい」といった書き込みが見られました。
千葉県危機管理課によりますと、現在、個人からの支援物資については量や種類についての自治体とのマッチングの作業が困難なため受付を行っておらず、企業や団体から申し出があった場合は、自治体の要望とあえば受け付けているということです。
-- NHK NEWS WEB