茨城県の高速道路であおり運転をしたなどとして逮捕された43歳の男が、ことし6月、静岡県浜松市の高速道路でも高級外車でトラックの前に割り込んで事故を起こし同乗していた交際相手にけがをさせた疑いが強まり、静岡県警察本部は13日この車を東京都内で押収し、今後裏付け捜査を進めることにしています。
会社役員の宮崎文夫容疑者(43)は先月、茨城県の常磐自動車道で男性の車にあおり運転をしたうえ、顔を殴ってけがをさせたとして逮捕され、今月8日には、男性の車を本線上に無理やり止めたとして強要の疑いで再逮捕されました。
静岡県警察本部によりますと宮崎容疑者は、ことし6月には浜松市の新東名高速道路でも、黒い高級外車であおり運転をしてトラックの前に割り込んで事故を起こし、同乗していた交際相手にけがをさせた疑いが強まったということです。
警察がトラックのドライブレコーダーなどを調べたところ、宮崎容疑者の車は、トラックの前に割り込んだあと急ブレーキをかけて事故を起こしていたということです。
警察は危険運転傷害と威力業務妨害の疑いで捜査するとともに13日東京都内で修理に出されていたこの車を押収し、今後、走行記録を調べるなどして、裏付け捜査を進めることにしています。
-- NHK NEWS WEB