牛丼チェーンの「吉野家」や焼き肉チェーンの「牛角」を装って、食べ放題などの偽のキャンペーンを紹介する広告がインターネット上で相次いで見つかり、各社は注意を呼びかけています。
このうち「吉野家」によりますと、先月、吉野家のロゴマークに似たデザインや牛丼の写真とともに、「牛丼15,000円分食べ放題キャンペーン」と書かれた偽の広告がインターネット上に出回っていることが、顧客からの問い合わせでわかったということです。
これについて吉野家は「弊社の公式キャンペーンではなく、名前やロゴの使用を許諾した事実もない」として、広告を掲載していた会社に掲載の中止を申し入れるとともに、消費者に注意を呼びかけています。
一方、焼き肉チェーンの「牛角」を運営する「レインズインターナショナル」によりますと、先月インターネット上のサイトやSNSの投稿で、「牛角焼肉お食事代5万円分プレゼント」などと書かれた偽の広告が出回っていることがわかったということです。
偽の広告は、指定されたアドレスに空メールを送るよう求めていて、実際にメールを送ってしまうと、全く異なる広告メールが届くようになるということで、会社では注意を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB