台風の影響による断水からの復旧は徐々に進んでいますが、千葉県の一部の地域では、水道が利用できない状況がいまも続いています。
千葉県によりますと、18日午前9時現在で、県内にある4つの水道事業体が供給する合わせて7600世帯余りが依然として断水しています。
地域別では
▽君津市と富津市、袖ケ浦市、木更津市を管轄するかずさ水道広域連合企業団でおよそ6340世帯、
▽多古町でおよそ700世帯、
▽南房総市で515世帯、
▽鋸南町で58世帯ととなっています。
このほか、芝山町では、町内のほとんどの世帯が個人や自治会などで井戸水をくみ上げて水道として利用していますが、18日午後1時の時点でも停電でおよそ1600世帯が断水しているということです。
停電の解消や電源車の設置などで、断水は徐々に減ってきています。
千葉県によりますと、必ず水道管を洗った後に給水を再開するということですが、蛇口からは濁った水が出ることもあるということで、千葉県は、濁りが解消されるまでのしばらくの間は飲み水には使わないようにしてほしいと呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB