19日の東京株式市場は、午後に入って値上がり幅が縮小しています。日銀が金融政策決定会合で金融緩和策の維持を決めたことをきっかけに、値上がりした銘柄を売って利益を確定させようという投資家が増えています。
東京株式市場、午前中は、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が追加の利下げを決め景気を下支えする姿勢を示したことを手がかりに買い注文が増え、日経平均株価は一時、18日の終値より300円近く値上がりする場面もありました。
しかし日銀が金融緩和策を維持したことをきっかけに、午後に入って値上がりした銘柄を売る投資家が増えています。
市場関係者は「日銀が追加の緩和策に踏み切らなかったことから、いったん利益を確定させようという売り注文が出ている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB