松山市で、外国人を含むおよそ500人が地球の形を作る人文字づくりに挑戦し、ギネスの世界記録に認定されました。
松山市で行われた催しは、地域の人たちが世界各国の文化や伝統に触れる国際交流イベントの一環として地元の青年会議所が開き、479人が挑戦しました。
青と緑のTシャツに着替えた参加者は、同じ色のタオルを頭に巻いたあと、指定された場所に隙間ができないよう並びました。
すると、上空から見て、陸地が緑、海が青の色で表現された直径15メートルほどの地球の姿が浮かび上がりました。
このあと、認定員が高所作業車などから、人文字に参加した人の数や、5分間、同じ形を保てたかかどうか確認した結果、「人文字で地球の形を作り出した最多人数」のギネス世界記録に認定されたと発表されました。
愛媛県内に住んでいる外国人の参加者も少なくなく、記録の認定が発表されると会場から拍手や歓声が沸き上がり、互いに成功を喜び合っていました。
参加した9歳の女の子は「一発で成功できて、うれしかったです」と話し、20代の会社員の女性は「ベトナムの方と隣になり、世界に友達の輪が広がったのでよかったです。歴史に名を残すことができて達成感もありますね」と話していました。
-- NHK NEWS WEB