人の動作を助ける装着型ロボットを開発したベンチャー企業と大手保険グループが提携し、けがをした人のリハビリなどでロボットを使った場合、使用料を補償する保険商品を開発することになりました。
これは、茨城県つくば市のベンチャー企業、サイバーダインと、アメリカの大手保険グループAIGの日本法人が発表しました。
ベンチャー企業が開発した装着型ロボットはモーターの力で人の動作を補助するもので、去年からは医療機器としての認可を受け、歩くのが難しくなった患者のトレーニングなどに使われていますが、公的な医療保険が適用されるのは8つの難病の治療に限られていて、高額な使用料が課題となっています。
このため、保険グループは、ベンチャー企業が持つ治療実績に関する情報を踏まえ、けがをした人のリハビリなど幅広い分野でロボットの使用料を補償する保険を開発することになりました。
金融庁の認可を得たうえで、来年から新しい損害保険として販売を始め、リハビリの現場などで装着ロボットの普及を目指すことにしています。また、アメリカやヨーロッパでも保険の販売を検討することにしています。サイバーダインの山海嘉之社長は記者会見で「保険会社の知見と最新の技術を駆使して社会のリスクを低減したい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB