国土交通省によりますと国内の9つのバス会社が消費税率が引き上げになる前に、誤って増税後の新しい運賃を徴収していました。
運賃の徴収ミスがあったのはジェイアールバス関東、千葉海浜交通、神奈川中央交通、伊豆箱根バス、西鉄バス北九州、西武バス、京都京阪バス、奈良交通、京浜急行バスの9つのバス会社です。いずれのバス会社も、消費税率の引き上げに合わせて運賃を値上げしましたが、30日までに誤って新しい運賃を取っていました。
これまでに6つのバス会社が国土交通省に徴収ミスの額は150円から3000円余りだと報告しています。
ジェイアールバス関東と千葉海浜交通は調査中。
京浜急行バスは運転手がミスに気付いてその場で返金したということです。
システムを新しい運賃に切り替える日付の設定を誤ったり、切り替えのテストをしたあと、運賃をそのままにしていたりしたことなどが原因だとしています。
国土交通省は、誤って徴収したバス会社に運賃の返金などを指示しました。
-- NHK NEWS WEB