コンビニ大手のファミリーマートは、チケットを発券するための用紙が東京都内の店舗から最大で3200枚、無くなり、一部が偽造されて音楽イベントのチケットとして使われていたと発表しました。
ファミリーマートによりますと、去年の年末に千葉市で行われた音楽ライブのイベントでファミリーマートのチケット用紙が使われた偽造チケットが見つかりました。
会社で調査したところ、都内にある3つの店舗から使用されていないチケットの発券用紙が最大で3200枚、無くなっていることがわかりました。
見つかった偽造チケットは、無くなった発券用紙を使っていたため、会社ではさらに偽造チケットが広がるおそれがあるとして警察に被害届を出したということです。
会社ではチケットの発券業務を引き続き行っていますが、全国の店舗にチケットの発券用紙の適切な管理を徹底するよう通知したほか、店舗で発券する今のシステムについても、今後見直しを検討していくことにしています。
ファミリーマートは「関係者の皆様におわび申し上げます。管理体制の強化に努め、安心して利用してもらえるよう万全を期していきます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB