大手ゲーム会社「スクウェア・エニックス」に脅迫メールを送りつけ、ゲームイベントを中止に追い込んだとして、25歳の介護福祉士が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、宮崎県新富町の介護福祉士、神田悠斗容疑者(25)です。
警視庁によりますと、ことし8月、東京 新宿区に本社がある大手ゲーム会社「スクウェア・エニックス」に、「殺してやろうか?」などという脅迫メールを6回にわたって送りつけ、東京などで予定していたゲームイベントを、中止に追い込んだ疑いが持たれています。
調べに対して容疑を認めていて、利用していたゲームの見直しを求めたが、思いどおり答えが得られなかったため、メールを送ったと供述しているということです。
脅迫メールを受けた会社が、ホームページでイベントの中止や、被害届けの提出について公表すると、神田容疑者は、「本当に反省しています」などと、謝罪のメールを繰り返し送っていたということです。
警視庁は、あとから謝罪したとしても、脅迫や威力業務妨害がすでに成立しているとして逮捕しました。
警視庁は、「過激なことばを含んだメールを送ると、内容によっては犯罪にあたることがあるので、絶対に控えてほしい」としています。
-- NHK NEWS WEB