先月までの今年度上半期に国内で販売された新車のうち上位4車種を軽自動車が占めました。車内のスペースが広く、自動ブレーキなどの安全装置を備えた車が人気を集めました。
日本自動車販売協会連合会などの業界団体は、ことし4月から先月までの今年度上半期の新車販売台数を発表しました。
それによりますと上位4車種はすべて軽自動車で、ホンダの「NーBOX」が13万6047台で、上半期としては3年連続でトップでした。
続いて2位はダイハツ工業の「タント」で8万8233台、3位は日産自動車の「デイズ」で8万1932台、4位はスズキの「スペーシア」で7万9843台でした。
軽自動車を除くとトヨタの「プリウス」が5位で6万6628台でした。
上位10車種のうち5車種を軽自動車が占め、車内のスペースが広く自動ブレーキやアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する安全装置を備えていることが重視されているとしています。
業界団体は「軽自動車は維持費が安く、メーカー各社が安全装置に力を入れていることもあって、家族連れを中心に根強く支持されている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB