ことしのノーベル賞の受賞者の発表が7日から始まり、日本人としては去年、医学・生理学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶佑さんに続き、アメリカ国籍を取得した人を含め27人目の受賞者がでるか注目されます。
ノーベル賞はダイナマイトを発明したスウェーデンのアルフレッド・ノーベルの遺言に基づいて、1901年に始まりました。
ことしの受賞者の発表は、
▽7日が医学・生理学賞、
▽8日が物理学賞、
▽9日が化学賞、
▽10日が文学賞、
▽11日が平和賞、
▽14日が経済学賞となっています。
文学賞は去年、選考を行うスウェーデン・アカデミーのスキャンダルで発表が見送られたため、ことしは2年分の受賞者が発表されます。
アメリカの学術情報サービス会社は日本人の中での注目すべき研究者として
▽医学・生理学賞では、たんぱく質を分解する細胞の仕組みなどを解明した京都大学の森和俊教授、
▽化学賞では、極めて小さな穴を持つ新しい物質を開発した京都大学の北川進特別教授、
▽経済学賞では、マクロ経済学の研究で世界的に知られるアメリカのプリンストン大学の清滝信宏教授の3人をあげています。
ノーベル賞を受賞した日本人はアメリカ国籍を取得した人を含めて26人です。
去年、医学・生理学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶佑さんに続いて2年連続で27人目の受賞者がでるか注目されます。
-- NHK NEWS WEB