スマホ決済サービス「7pay」の利用者に成り済まし、およそ2万5000円分の電子マネーをだまし取ったとして東京の会社経営者が逮捕されました。
逮捕されたのは東京・武蔵村山市の貿易会社経営、青木龍彌容疑者(39)です。
警視庁によりますと、ことし7月、武蔵村山市のセブンイレブンで「7pay」の利用者のIDとパスワードを不正に使って電子マネーおよそ2万5000円分をだまし取ったとして、詐欺などの疑いが持たれています。
調べに対して容疑を認め「電子マネーを買ってほしいと知り合いの中国人女性から通信アプリを通じて持ちかけられた」と供述しているということです。
青木容疑者の元にはアプリを通じて少なくとも3人分の「7Pay」のIDとパスワードが送られていたということです。
警視庁によりますと、ほかにも東京や埼玉の十数店舗で似た男が同じ手口で合わせておよそ72万円分の電子マネーなどをだまし取ったということで、警視庁は関連を調べています。
「7pay」をめぐってはサービス開始直後から全国的に不正利用が相次いだため先月末で終了し、警視庁は、背後に国際的な組織が関与しているとみて実態の解明を進める方針です。
-- NHK NEWS WEB