三重県菰野町で、同居していた女性の6歳の息子の背中を蹴り、腎臓が破裂する大けがをさせたとして、33歳の会社員が傷害の疑いで逮捕されました。調べに対し「言うことを聞かなかったので腹が立った」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、菰野町菰野の会社員、栗本康弘容疑者(33)です。
警察によりますと、栗本容疑者は、ことし8月15日の夜、自宅で、同居している女性の小学1年の6歳の息子の背中を蹴り、腎臓が破裂する大けがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
調べに対し、容疑を認め「いたずらを注意したのに言うことを聞かなかったので腹が立った」と供述しているということです。
三重県児童相談センターによりますと、体調の異変に気付いた家族が6日後に男の子を病院に連れて行き、腎臓が破裂していることが分かったということで、その日のうちに児童相談所に「虐待の可能性がある」と通告があったということです。
警察は、日常的に暴力がなかったかも含め、詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB