10月10日は、「銭湯の日」です。東京 台東区の銭湯では騒音を気にせずに大音量の音楽をヘッドホンで聞きながら踊るイベントが行われました。
このイベントは、若い人たちに銭湯に興味を持ってもうらおうと東京 台東区の銭湯と神奈川県に本社のあるイベント会社が企画したもので、およそ60人が参加しました。
イベントでは、ダンスホールに見立てた「男湯」と「女湯」で、参加者たちが事前に配られたヘッドホンを耳にあてます。ヘッドホンからは大音量の音楽が流れていますが、周囲には音は漏れず、騒音を気にせずに踊っていました。
銭湯の近くに住む20代の男性は、「このイベントがなければ銭湯には来ていなかったと思うので、よいきっかけになりました」と話していました。
参加者たちはダンスのあと、お風呂に入ったということでイベントを企画した「日の出湯」の田村祐一さんは、「若い人や、銭湯に行ったことのない人が、目を向ける機会になってほしい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB