先月、新潟県長岡市の国道の脇で71歳の男性が車にはねられ死亡した事故があり、警察の調べで、車を運転していた男が当時、スマートフォンを使っていたことが分かりました。
先月21日、新潟県長岡市の国道の脇を歩いていた71歳の男性が乗用車にはねられ死亡し、運転していた長岡市の会社員、丸山俊輔容疑者(34)が過失運転傷害の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対して丸山容疑者は当初、「スマホを落として拾っていて、歩行者に気付かなかった」と話していましたが、警察が通信記録を調べたところ、事故当時、スマホのアプリを起動していたことが分かりました。
丸山容疑者は、運転しながらスマホを使っていたことを認めているということです。
新潟県内では去年、スマホの「ながら運転」でバイクに乗っていた女性がはねられ死亡する事故が起き、遺族らがより罪の重い危険運転致死罪の適用を求めるなど、「ながら運転」での死亡事故については厳罰化を求める声が高まっています。
-- NHK NEWS WEB