宅配各社では被災した地域を中心に、荷物の配達や預かりを取りやめるなどの影響が続いています。
このうちヤマト運輸は、河川の氾濫の影響で、
▽長野県では長野市や飯山市などの広い範囲で、
▽宮城県では角田市や丸森町などで荷物の配達や預かりを取りやめ、
これらの地域に宛てた荷物の預かりも中止しているということです。
千葉県の千葉市緑区や市原市などでは、停電の影響でクール宅急便と呼ばれる冷蔵や冷凍の荷物の預かりを取りやめています。
佐川急便は、河川の氾濫の影響で、
▽長野県の長野市や上田市、北相木村など、
▽宮城県の角田市や丸森町など、それぞれ一部の地域で荷物の配達や預かりを取りやめています。
千葉県の鴨川市や館山市など県南部の地域では、飛脚クール便と呼ばれる冷蔵や冷凍の荷物の預かりを取りやめています。
13日から再開している関東や東北、東海地方などでの荷物の配達や預かりについては、配達に1日以上の遅れが出ているということです。
日本郵便は、河川の氾濫などで被災した一部の地域で12日まで荷物などの配達や預かりを取りやめていましたが、安全の確認が取れた店舗から順次再開しているということです。
いずれの会社も全国的に配達に遅れが出ているということです。
-- NHK NEWS WEB