16日の東京株式市場、日経平均株価は一時400円を超える値上がりとなり、4月につけた取り引き時間中のことしの最高値を更新しました。
16日の東京株式市場は、15日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が値上がりしたことを受けて、幅広い銘柄で買い注文が広がっています。
日経平均株価、午前の終値は15日の終値より338円53銭高い2万2545円74銭で、ことしの最高値を更新しました。
東証株価指数=トピックスは17.65上がって1637.85。
午前の出来高は7億1935万株でした。
一方、台風19号による被害の全容がまだ分かっていないため、企業の業績への影響を見極めるには時間が必要だとの見方が出ています。
市場関係者は「先週末、米中の貿易交渉が一部の分野で合意したほか、イギリスのEUからの離脱をめぐって大詰めの協議が行われていて、合意なき離脱は避けられるとの見方が広がっている。これまで景気の先行きの不透明感につながっていた問題の進展が投資家の安心感につながっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB