マレーシアのLCC=格安航空会社が、関西空港とハワイを結ぶ定期便の運航を6月から始めると発表しました。LCCによる日本からハワイへの定期便の乗り入れは初めてとなる見通しです。
マレーシアに拠点を置くLCC、エアアジアXは10日、大阪市内で会見を開き、ことし6月28日から関西空港とハワイのホノルルを結ぶ週4便の定期便の運航を始めると発表しました。
運賃は、大手航空会社と比べて3割ほど安くなる見込みだということで、就航を記念して、今月26日までに予約すると片道1万2900円の格安の運賃で利用できるとしています。
LCCによる日本からハワイへの定期便の乗り入れは初めてとなる見通しです。
エアアジアXのベンヤミン・イスマイル取締役は「長距離旅行を大衆化することがエアアジアXのミッションだ。高いサービスや地域最安クラスの価格を提供していきたい」と述べました。
関西空港の運営会社、関西エアポートのエマヌエル・ムノント副社長は「今回のハワイ路線の就航は関西空港にとっても大きな節目となる。新たな選択肢ができたことで、より多くの人が利用すると期待している」と話していました。
-- NHK NEWS WEB