台風19号の影響で、中央自動車道は、大月ICと八王子JCTの間の上下線で通行止めが続いていて、依然として物流に大きな影響が出ています。中日本高速道路によりますと、現時点では、数日中に通行止めを解除できる見通しだということですが、雨で作業が中断してしまうと通行止めがさらに長引くおそれもあるということです。
中央自動車道を使った高速バスが運休しているため、バス会社は、東名高速道路などにう回して、甲府から東京 新宿に向かう臨時のバスを、午前7時から午後3時まで1時間おきに運行します。
通行止めになっていない中央自動車道の区間も使って、東京 三鷹や八王子などを経由しながら、富士五湖地域と新宿を結ぶ高速バスも運行されています。
一方、相模原市と東京 八王子市を結ぶ国道20号線のおよそ9キロの区間の通行止めが18日朝に解除されましたが、山梨県内では、大月市の法雲寺橋の通行止めが続いていて、解除の見通しは立っていません。
国は、法雲寺橋から東のルートについては沿線の住民や災害復旧にあたる車両の通行を優先したいとして、そのほかの車両はう回ルートを利用するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB