20日午前、茨城県かすみがうら市の畑に2人乗りのレジャー用の飛行機が墜落して炎上し、操縦していたとみられる男性1人が死亡しました。警察は一緒に乗っていたもう1人の男性から話を聞いて、詳しい状況を調べています。
20日午前11時半ごろ、かすみがうら市新治で「小型の航空機が墜落した」と通行人から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、墜落したのは、「ウルトラライトプレーン」と呼ばれる構造が簡単な超軽量飛行機とみられ、現場では、操縦席に乗っていた男性1人が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
墜落した飛行機は炎上したとみられ、NHKのヘリコプターから撮影した映像では機体がバラバラに壊れ、一部が黒く焼け焦げているのが分かります。
飛行機には、死亡した男性のほか、つくば市の53歳の会社役員の男性が乗っていて自力で脱出したものの軽いけがをしているということです。
警察はこの男性から話を聞くなどして墜落の詳しい状況を調べています。
現場はJR常磐線の神立駅から北に3キロ余り離れた霞ヶ浦の西側の果樹園が広がる地域です。
-- NHK NEWS WEB